現在のページ:TOPページ > 医療ジャーナリスト丸山寛之氏が綴る辛口コラム「それ、ウソです。」
「
ポワロの助手、ヘイスティングスは
もう一度言うが、ポワロは、とんでもない暴言を吐いたのである。
急性膵炎の症状は、激しい痛みが上腹部(へそからの上のほう)に起こる。仰向けに寝ると痛みが強くなるので、背中を丸めて横になったり、うずくまったりする。そのような痛みを「
急性膵炎の原因としてよく知られているのは胆石で、暴飲暴食や過労がきっかけとなって起こりやすい。胆石とは関係なくアルコールの飲み過ぎによっても起こる。
ひどい二日酔いで何度も吐くようなとき、それも午前よりむしろ午後から夕方にかけて悪化するようなときは、軽症の急性膵炎が生じている恐れがあると専門医は指摘する。
急性膵炎を何度も繰り返していると慢性膵炎になりやすい。
慢性膵炎は、上腹部の痛みが年中じわじわと続く。
「酒客の膵」といわれるようにアルコール過飲によるものが原因の50%以上を占める。世界の統計をみてもアルコールの消費量と慢性膵炎の発症率は平行している。
毎日、油っこいうまいものを食べながら日本酒なら4合以上、ビールなら6本以上、ウイスキーならボトル3分の1くらいを飲み続けていると、7~10年で慢性膵炎になる可能性が高くなる。酒+脂肪食×10年=慢性膵炎というわけだ。
大酒飲みの病気といえば、もう一つ肝硬変があるが、こちらは食べないで飲む一方の人に多い。酒+低栄養×20年=アルコール性肝硬変といわれている。
むろん、酒飲み全員にこの数式が当てはまるわけではないけど、身に覚えのある向きは気をつけられたし。当方も人のことは言えないのだが…。